2012年

10月

02日

映画「モモ」を観て

昨年は年間100本近く映画を観たのですが、今年はほとんど観ることができていません。少し余裕がないのかもしれませんね。

 

昨日お休みをいただき、「モモ」を観ました。有名なミハエル・エンデのファンタジーを原作とする、昔の映画です。

 

子どもたちと一緒に観れる映画を探したつもりですが、小学2年生の長女にもまだちょっと難しかったようです。

 

みんなで葡萄酒を楽しみ、ケンカをし、おしゃべりをし、貧乏だけど、だれも困らずに生きている、そんな街の人々。

 

身よりもなく、住むところもないモモを、みんなでお世話するほほえましさ。

 

やがて、街の人々は、灰色の男たちに時間を奪われ、いつのまにかみんな「時は金なり」とせわしなく働きだし、あのほほえましさは失われていきます。

 

経済は繁栄しても、心を失っていく人々。

 

モモは、そんな人々の時間をとりかえす不思議な女の子。

 

これが物語の大筋ですが、とても興味深いのはモモの特別な力です。

 

それは、人の話を聞いてあげることのできるという力です。

 

大きな黒い瞳でじっと見つめて、ただ話を聞いてあげる。大人でも子どもでも。

 

そうして聞いてもらっているうちに、その人のうちに今まで知らなかった力、勇気が与えられる。

 

決して、気の利いた会話術を持っているわけではない。何ももたないモモは、本当にただ聞いてあげるだけ。

 

ひとつだけ、モモがたくさん持っているものがありました。時間です。

 

時間をかけて、いつまでも話を聞いてあげる。

 

 

・・・牧師という働きも、そういう側面があるものでしょう。今の自分は、時間を奪われているなあと、反省させられました。

 

みなさんも、時間泥棒に、時間を奪われていませんでしょうか・・。